介護の夜勤は長くて辛い!?仕事内容や仮眠時間は?女の子でも大丈夫?
介護職の夜勤って大変ですよね。
現在夜勤ありで働いている方は大変さや辛さがわかるはず。
頻回なコール、トイレ誘導、オムツ交換、介護記録。などなど。
今回はこれから介護の仕事を始める方へ、夜勤の仕事について書いていきたいと思います。
・介護職の夜勤時間は?
僕が経験した事のある夜勤の部署はショートステイです。
2交代(日中、夜間)で回しており、夜勤の時間は17分〜翌日の9:00です。
拘束時間は16時間です。
2交代だと夕方〜翌日の朝まで働くパターンは多いと思います。
働く施設によっては19時〜 21時〜 0時〜
と変わってきますので、求人内容をしっかり見てみましょう。
こちらの記事にも書いてますが、8割以上が2交代制で16時間以上の長時間労働が多く
1人夜勤体制をとっている施設が多いのが現状です。
・夜勤の仕事内容は?
夜勤の仕事は、利用者の見回りやトイレ介助、オムツ交換などがメインになります。
寝静まった後の仕事になりますので、比較的業務は少ないです。
しかし、場合によっては利用者からのナースコールやトイレ誘導が多いとかなり大変です。
30分前にトイレに連れて行ったばかりなのにまた連れて行ってほしいとか。
認知症の方が他の人の部屋に入ったり、廊下に放尿されてしまった・・など。
利用されている方の質によって職員の大変さが大分変わります。
その逆もあり、すごく静かな夜勤の日もあります。
そうゆう日にあたると身体の疲れも変わり疲労度は全然違ってきます。
・施設の仮眠時間は?
仮眠時間は働く時間にもよりますが、2時間が一般的です。
しかし法律的には仮眠時間を取らなくても問題はなく、8時間以上の労働をする場合には60分以上の休憩が必要との事。
実際に僕も仮眠時間がある施設とそうじゃない施設で夜勤したことがありますが
やはり仮眠時間が少しでもあると身体の動きが全然違うんです。
仮眠すると頭もスッキリしてさぁやるか!っていう気持ちになるんです。
仮眠がなかったら頭がぼーっとしてやる気が起きないんですよね。
これから介護の夜勤をやる方はしっかり仮眠ありの施設を選んだ方がいいですよ^^
・ 朝の介護が大変
高齢者は朝起きるのが早いので、朝方の5:00位からナースコールやトイレ誘導、着替えや洗面の介護で忙しくなります。
また、朝食の時間までに利用されている方の介護を全て終わらせないとあとが詰まってきます。そのため朝は必死になってやる事が多かったです。
特に尿失禁や便失禁などの後始末に時間取られる事もあり、早め早めの行動を心がけたいです。
自分の事を自分でできる利用者の方が多いと時間は掛かりませんが、こちらで介護をしなければならない方が多いと朝は戦争です^^:
・介護の夜勤手当はどの位?
夜勤手当の相場は5000円〜7000円くらいだと思います。
働く施設によって変わりますが、求人をみていてもこの位が相場ですね。
月に5回入れば25000円〜30000円位は違ってきます。
月の夜勤回数に上限はありませんので、稼ぎたい方は夜勤が多い施設を選ぶと良いと思います。
・女の子でも介護の夜勤できる?
もちろんできます。
僕は男ですけど、高卒から施設で働いて19歳から夜勤やってました。
もちろん最初は先輩について教わってから独り立ちしました。
女の子の場合は、男性利用者から抱きつかれたり、胸やお尻を触られセクハラされる場合があります。
その際にしっかり注意できたり、うまくかわすスキルが必要です。
また、認知症で夜になると不穏になって暴力的になるかたも稀にいます。
そういう問題があった時にはしっかり上司に相談し、一人で抱え込まないようにしましょう。
僕が夜勤中、認知症の利用者に杖を振り回され暴力された事があるんですが、その時はかなり怖かったです。
一旦その場を離れ、利用者が落ち着くのを待ってから対応しました。
他にも、普段問題ない人なのに夜間急に帰ると言って窓から出ようとして聞かなかった人がいたり。
様々な利用者がいますので、こういうケースもあるんだ。といざという時に対処できるように頭の隅に入れておいてください。
・最後に
夜勤は1人で仕事する場合が多く、それなりにプレッシャーが付き纏います。
慣れてくると急変などがあっても対処できますが、最初は大変です。
(最低限知っておきたい急変に対しての対処方法は別の記事に記載します)
でもその分夜勤手当などで給料UPする事は間違い無いので、稼ぎたい方は夜勤のある施設を選びましょう!