介護職の仕事内容は?未経験の不安を解消!最低限必要な知識を分かりやすく説明します
結論から言うと介護の仕事は、未経験や無資格でも全く問題ありません。
不安なのは介護という仕事が未知だからです。
未知なものって怖いですよね?
自分が介護の世界で働いているイメージができれば不安を拭えます。
少しでも介護の世界へ興味を持ってこの記事にたどり着いたあなたに解説していきたいと思います。
・そもそも介護とは?
Googieで定義を検索してみると
身体や精神が健全でない状態にある人の行為を助ける世話。
という言葉が出てきます。
つまり、身体や精神的に不自由な方の世話や手助けが介護になります。
介護という言葉が分かっていても実際にイメージが掴めないと思いますので
順に介護の仕事に対してのイメージができるように解説していきます。
・介護はどんな仕事をする?
介護の仕事は一言でいうと、日常生活における動作のお世話です。
出来ない部分のお手伝いをするのが基本です。
ー日常生活とはー
ご飯を食べる、着替えする、歯磨きをする、お風呂に入る、トイレに行く
などの事を言います。
その中でも
食事介助
入浴介助
排泄介助
が介護の基本ベースとなる3大介護といいます。
この3つを軸にして介護は成り立っているんですね。
分かりやすいようにそれぞれ派生させて見ましょう。
【食事】
自分でご飯を食べれない人の食事介助。
料理を作ってあげる
食事後の歯磨きの手伝い
【入浴介助】
背中を洗ってあげる
髪を洗ってあげる
服を脱いだり着せたり手伝う
【排泄介助】
トイレまで案内する
排便後にお尻を拭く
トイレの水を流す
こんな感じに派生できますよね。
それではイメージしやすいように細かく言葉で説明していきます。
ご飯が食べれない人には、食べ物を口の中に入れて食べさせてあげます。
着替えが出来ない方に対しては服の袖通しやズボンの裾を通してあげたり。
歯を磨けない方に対しては口の中を歯ブラシで磨いてあげたり、入れ歯をゆすいであげたり、入れ歯洗浄剤でつけてあげたり。
お風呂に入れない方に対しては髪の毛にシャンプーをつけて洗ってあげたり、背中をタオルでゴシゴシ洗ってあげたりします。
働く場所や環境によって多少変わりますが、介護の仕事は基本的にこのような事を行う場合が多いです。
・知識をつける
冒頭でも言った通り、介護の仕事は未経験でも問題なく働くことができます。
看護師は資格がないと医療行為は行えず、看護師として働くことはできませんが
介護の仕事は無資格でも行えます。
だらかといって、全く介護や医学に対しての知識や技術がないのは職員との連携も取れず良くありません。
最低限の知識や技術は身につけましょう。
最低限覚えて欲しい知識はこちらです
【バイタルサイン】
バイタルサインは、介護現場で使う医学用語の中で最も基本的で使用頻度が多いです。
バイタルサインとは、人が生きていることを示している値です。
良く耳にする体温、血圧、脈拍、呼吸、意識のことを指します。
これらが利用者の健康状態を測る物差しとなります。
高齢者は些細なことで身体の変化がおきます。
そのため介護職員はいち早く利用者の変化に気づかなければなりません。
「気づくのが遅かった」ってことにならないように、バイタルサインは必ず知っていてほしい知識です。
【目安の数値】
血圧:上の値が110~140 下の値が60〜90くらい(普段の血圧との比較が大切)
脈拍:1分間に60〜80回の規則正しいリズム(リズムが崩れると不整脈の可能性あり)
酸素:(SpO2)健康な人で96%〜99%くらい。90%以下のときは呼吸不全の状態で要注意。
パルスオキシメーターという装置で測定できます↓
意識:必要な確認のポイントは会話ができるか、目が開くか、声をかけて目が開くか、つねって刺激で目があくか、つねって刺激があっても目は開けないが、手で払いのけたり顔をしかめたりしないか
・最後に
最後になりますが、未経験や無資格で介護職は不安があると思いますが
上記の内容で少しは介護職のイメージが掴めたのではないでしょうか?
もちろん今回書いた介護が全てではありませんが、なんとなく介護の世界を知っているだけでも転職に踏み切れますよね。
働く施設や場所によって介護の種類は変わってくるので別の記事も参考にしていただければと思います。
働きながらでも知識や技術は習得していけますので安心してください^^
3年経験積むと国家資格の介護福祉士も受験出来ますよ。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。